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取扱説明書(スズキ編) もくじ ご使用になる前に......................................................................................... 2 はじめに .............................................................................................................................................3 安全にご利用になるために ......................................................................................................4 診断機能 .......................................................................................................... 6 作業サポート機能 .........................................................................................................................7 1 ご使用になる前に ご使用になる前に......................................................................................... 2 はじめに .............................................................................................................................................3 安全にご利用になるために ......................................................................................................4 診断機能 .......................................................................................................... 6 作業サポート機能 .........................................................................................................................7 2 はじめに ご使用になる前に 本取扱説明書では、スズキ車の診断機能に関してご説明させていただきます。 ご使用の前に本取扱説明書をよくお読みいただき、正しく安全にお使いください。 本体の基本的な操作は、本体の取扱説明書をご覧ください。 株式会社インターサポート 3 安全にご利用になるために ご使用になる前に ■ 本製品を安全にお使いいただくために、お使いになる前に、必ず本取扱説明書 ならびに添付のその他の取扱説明書を必ずお読みください。 ■ 本取扱説明書および添付のその他の取扱説明書では、人に対する危害や財産 への損傷を未然に防止するために、危険を伴う操作、お取扱について、次の記 号で警告または、注意しています。内容をよくご理解の上で本文をお読みくださ い。 警告 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重 傷を負う可能性が想定されます。 注意 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が負傷を負う可 能性、物的損害の発生が想定される内容を示しています。 4 本製品を安全にお使いいただくために以下の内容をお守りください。 以下に述べられている警告や他の案内を無視した事が原因となる製品の損害や、 被害などに関しては、当社は一切責任を負いません。 警告 ● 走行状態でご使用になる場合には、必ず運転者、操作者の2人でご使用ください。操作に 気を取られて事故につながる恐れがあります。 ● アクティブテストはスズキのサービスマニュアルにより各システムの駆動システム、制御内 容を十分に理解した上で行ってください。使用方法を間違えると、車両に悪影響をおよぼし 事故発生の原因となる恐れがあります。 ● アクティブテストは車両が正常な状態(ウォーニングランプ消灯時、故障未検出時)および、 車両停止状態(パーキングブレーキをかけて、輪留めをする)で実行してください。 注意 ● スズキ車または、スズキ製造のOEM車以外に使用しないでください。 5 診断機能 ご使用になる前に......................................................................................... 2 はじめに .............................................................................................................................................3 安全にご利用になるために ......................................................................................................4 診断機能 .......................................................................................................... 6 作業サポート機能 .........................................................................................................................7 6 作業サポート機能 診断機能 警告 ● 作業サポートはスズキのサービスマニュアルにより各システムの駆動システム、制御内容 を十分に理解した上で行ってください。 ● 使用方法を間違えると車両に悪影響をおよぼし、事故発生の原因となる恐れがあります。 ● 作業サポートは車両が正常な状態(ウォーニングランプ消灯時、故障未検出時)で実行し てください。 ● 作業サポートを実行する場合は必ず車両を以下の状態にしてください。 車両をこの状態にできない場合は作業サポートを実行しないでください。 1.車両停止状態。(パーキングブレーキをかけて、輪留めをする) 2.ブレーキペダルを踏込む。 3.ギア位置はPレンジまたはNレンジにする。 作業サポート対応項目一覧は以下のとおりです。 <<エンジン>> 項目名 DPFデータ初期化 DPF交換(DPFあり) DPF再生 EGRバルブデータ初期化 VIN登録 インジェクターコード補正 学習値初期化 吸気スロットルバルブデータ初期化 差圧センサー交換(DPFあり) 車両仕様設定 触媒コンバーター交換(DPFあり) 説明 DPFデータ初期化を実施します。 DPF交換の設定を行います。 DPF再生を実施します。 EGRバルブデータ初期化を実施します。 VIN登録を実施します。 インジェクターコードの登録を実施します。 学習値初期化を実施します。 吸気スロットルバルブデータ初期化を実施します。 差圧センサー交換の設定を行います。 車両仕様設定を行います。 触媒コンバーター交換(DPFあり)を実施します。 7 <<AT(CVT)>> 項目 説明 ATコントローラーの学習値を消去します。 CVTのGセンサー校正を行います。 CVTフルード量の調整を行う時に使用します。 CVTコントローラーの学習値を設定します。 ATコントローラーの学習値を消去します。 ATコントローラーの学習値を消去します。 AT学習値初期化 CVT Gセンサー校正 CVTフルード量調整 CVT学習値設定 学習値初期化 学習値消去 <<ABS(VST・ESP)>> 項目 説明 ESP関連の交換を実施した時に実施します。 ESP関連のセンサーを交換した時に実施します。 ABSまたはESPハイドロリックユニット またはコントロールモジュールなどを交換し、 ブレーキ配管の組み付けが正しいか どうか確認する時に実施します。 ESP機能設定 センサー補正 減圧作動点検 <<エアバッグ>> 項目 説明 車両のエアバッグの構成を確認できます。 エアバッグ設定 <<イモビライザー>> 項目 ECM交換(SKC/PWDの登録) 説明 ECMを交換する時に実施します。 イモビライザコントローラーを 交換した後に実施します。 キーのIDコードを読取る時に実施します。 イグニッションキーを新規登録する時に 実施します。 イモビライザキーの登録、 イモビライザー登録情報を確認する時に 実施します。 イモビライザーを交換した後に実施します。 イモビライザコントローラーを 交換する時に実施します。 イモビライザーの情報を表示します。 イモビライザーを登録する時に実施します。 キーを登録する時に実施します。 ECUリセット IDコード読取 イグニッションキー新規登録(Fixコード) イモビライザー イモビライザリセット イモビライザー交換(SKコード登録) イモビライザー情報 イモビライザー登録 キー登録 8 <<BCM>> 項目名 説明 車室内アンテナ、ラゲッジアンテナ及び各ドアアンテナ の設定を行います。 アンサーバック時における車外ブザーの設定を行いま す。 携帯リモコン検出範囲外警報における車内ブザーの 設定を行います。 携帯リモコン電池消耗警告の設定を行います。 セキュリティアラームの設定を行います。 アンサーバック機能の設定を行います。 コーナーリングランプの設定を行います。 パーキングブレーキ戻し忘れ警告の設定を行います。 ターンシグナルランプの点滅回数の設定を行います。 リモート格納ミラー設定の設定を行います。 キーレススタートシステム機能 アンサーバック設定(車外ブザー) 携帯リモコン検出範囲外警報 携帯リモコンバッテリー消耗警報 セキュリティアラーム設定 アンサーバック設定 コーナーリングランプ設定 パーキングブレーキ戻し忘れ警告 ターンシグナルランプ設定 リモート格納ミラー設定 診断メニューにおいて『作業サポート』を選択して ボタンを押してください。 〈図:診断メニューにて作業サポートを選択〉 1) 作業サポート項目選択画面が表示されます。実行する項目を選択して ボタンを押してください。 9 〈図:作業サポート項目選択画面〉 ※注意と補足※ 作業サポート項目は車種、システムによって異なります。 2) 作業サポート実行画面が表示されます。画面の指示に従って作業サポートを実 行してください。 〈図:作業サポート画面 AT学習値初期化〉 10 〈図:作業サポート画面 AT学習値初期化〉 〈図:作業サポート完了画面 AT学習値初期化〉 11 株式会社 インターサポート 〒310-0836 茨城県水戸市元吉田町329-5 Tel 029-248-0616 Fax 029-248-1609 http://www.inter-support.co.jp 製品保守センター (修理のお問合せはこちら) Tel 029-304-0185 サポートセンター (製品のご相談・ご質問はこちら) Tel 0570-064-737 (ナビダイヤル※) Fax 029-304-0167 ※IP電話・PHSからはご利用出来ませんので、FAXでお問い合わせください。 2014年2月発行 第15版 本書を株式会社インターサポートの許可無く複写、複製、転載する事を禁じます。 本書に記載の製品、製品仕様、および使用方法は改良のために、将来予告なしに変更される場合があります。 G1PZFDN001-9-15